「2009年12月」の記事一覧
今週は舎湯(やどりゆ)当番です!
舎湯とは福地温泉に宿泊している宿泊者専用の休憩所です。
舎湯(やどりゆ)の中には、大きな囲炉裏の間と奥のほうに眺めのいい足湯があります。福地温泉にお泊りのお客様なら誰でもご利用可能です。(他の温泉地にお泊りのお客様や休憩のみのご利用はできません。ご理解とご協力をお願い致します。)
ご利用時間
朝9時より夜9時30分までの毎日
通年ご利用可能 休みは基本的にありません。
福地温泉聞いたことありません。どんな温泉地ですか?
奥飛騨温泉郷に5つある温泉地の中で一番小さな温泉地です。
ここ福地温泉には、平安時代に村上天皇が療養されたと云われる温泉がありました。しかし、40年ほど前は、湯治場ではなく、山間の林業を中心とした小さな集落でした。
場所は、国道471号線から回り道するように平湯川を渡ったところにあり国道からは見えません。
それゆえ、奥飛騨のどの温泉地よりも車通りが少なく、奥飛騨へ来たことがある方でもほとんどの方が素通りしてしまうようなところで、その地形ゆえに時代に取り残されたような温泉地で、明治時代に建った古い民家が沢山残っています。
奥飛騨温泉郷の中でも、他の4つの温泉地に比べ、温泉街からは余分な建物が見えません。宿の数は僅か13軒。静かでのんびりできるところです。
今では、歴史を刻み厳しい風雪に耐えてきた古民家やその囲炉裏を温泉地全体で大切にし、便利な生活と引き換えに置き去りにしてきた豊かな自然と昔流れていたであろう本来の時間を取り戻していただける温泉地となっています。
とりわけ、奥飛騨温泉郷の中でも、古民家と囲炉裏の里として知られ、昔の奥飛騨の面影を残す唯一の温泉地となっています。
平湯川の澄んだ空気と森の湯
自然との一体感が魅力の森の湯08年6月にできました
釜湯高原川沿いにある亜鉛鉱山。神岡鉱山で使われていた釜を利用しています。肉厚の釜は、天然温泉の熱を貯めて、遠赤外線効果で温まりま~す。釜湯にはいると、まるで釜炊き御飯のお米になったような気分です。
岩湯河原の自然石を使った岩湯。川との一体感や木々の木漏れ日、凛と輝く星空を見上げます。
自分が宇宙人だと実感(!?)できるお風呂です。
この二つのお風呂を、総称して「森の湯」と言っています。
申し訳ありませんが、
○山里のいおり草円のお風呂で、宿泊しているお客様しかご利用できません。
○福地温泉にご宿泊で、「もらい湯」でお越しのお客様も、ご利用いただけません。
○立地と環境保全のため、トイレを設置しておりません。
必ず、館内のトイレをご利用してお出かけください。
○館内から外に出て、約50m弱です。徒歩にして約80歩位でしょうか。
是非、一度お試しください。
奥飛騨温泉郷 福地温泉 in 飛騨高山
山里のいおり 草円